Thursday, September 13, 2007

フラストレーション

今日、職場の先生とティーチングについて少し話をしました。

授業である学生(もしくはクラス全体)が出来ていなかったらどうするか、と言う話だったのですが・・・、

私はちょっと待って出来なければ、ごめん、とは思いながらも飛ばしてしまいます。あまり噛み砕いて練習をしたり、基本に戻ったりしていないのです。私にはそれがちょっと足らないようです。基本はクラスに来る前に自分でやってきて、というのが基本的には私のポリシーなので出来ていないと、あかんなぁと思ってしまうのです。私の期待と学生の理解、準備に差があって、授業の歯車が狂うとフラストレーションが無意識に出てしまいます。そしてそれを学生は見逃さないわけです。授業外で話せる時間が取れるときは個人的に話したりはしますが、クラスの中での対処がうまく出来ていません。

そういうときの対処が下手やなぁ・・・

8 comments:

yukki said...

あー,わかります。私も基本的に「うちで予習ばっちりやって来て」というタイプなので。もし学生が答えられなかったりしたら,ちょっと待って飛ばすかなあ。それで,また最後のほうで答えてもらう。

昔は自分の期待と学生の出来の「差」に「準備してこんかい!」って怒ってましたけど,最近は某同僚の影響が強くて(誰か想像つくでしょ?),昔ほどイライラしなくなりました。学生も調子の悪い日だってあるよなーと思ったり。でも明らかにサボっている場合はムカつきますけど。

それと,「出来ない」学生がいたら,「はい,みんなで助けましょう」って具合で,他の学生にふると,結構助けてくれますね。私の代わりに説明してくれたりとかして。「ふがいない先生を助けてくれてありがとー」と,毎日学生には感謝。

Sato said...

私も前に比べていらいらしたりはしなくなりましたが、でもまだ完全には・・・。

私も出来ない学生がいた場合、または質問があがった場合は他の学生に振るのですが、振り方もコワイのかなぁ・・・

Anonymous said...

そうなんですよねえ。私も反省ー>切れるー>反省、、の繰り返しです。夏のコースとかだと、教科書も違うし期間限定だから、と割り切れるのですが(それでもイライラしてたんだから母校では推して知るべし、ですよね)。自分の教案を終わらせることに必死になってしまって、あれ〜誰のために自分はこの仕事をしているんだっけ?!と我にかえる。母性が必要なんでしょうかねえ、、。

sato said...

Anonymousさん、

そうなんです。誰のための授業???とほんまにふと我に返ると、思ってしまいます・・・。学生のため、と思ってやっているつもりの授業、ほんまに学生のためになっていないと本末転倒ですもんね。。。
がんばりましょう!

Unknown said...

昔ティームティーチングをしていたとき,一緒行くんでいた先生があまりよくできない学生に,他の人は3回あたるところを1回ぐらいしかあてないことがありました。そのときの学生評価でその学生は僕ができなくて時間がかかるのは分かっているが,できない僕こそもっと当ててもらえたらと思うというようなことを書いていました。クラスの中で異なる個性を持つ学生を平等に扱うってことはどういうことなのかなとそのときから今までいろいろ真剣に考えています。

Anonymous said...

教える仕事をしてないので、素人的ですいません。でも、上のさとうさんのコメントで昔の忘れかけていた記憶が蘇りました。高校生のときに物理がとても不得意で、挽回しようと予備校に通っていました。不得意な科目の授業をいくら聞いてもなかなか上達できませんでした。なぜか講師が私のキャラを気に入ったらしく、しょっちゅう当てられるようになり、いつも答えられるように、授業中は集中し、予習復習をするようになりました。おかげさまで、一年後には物理が得意科目となりました。だから「出来の悪い」学生を頻繁に当てるというのはけっこう効果的だと思いますよ。こんな自分でも先生が目をかけてくれている、だからそれに答えなくっちゃっていう心理が働いていたような気がします。

sato said...

さとうさん、
学生を平等に扱うって難しいですね。でも出来ない学生にこそ、自信をつけて欲しいとも思う。でもクラスの流れもキープしたい、等々・・・
クラスでは比較的簡単なもの、またはリピートするような練習では、最初にあてるのではなく何人かあてた後にあてるとか、そんな事をしていますが、でもこれも私からの一方的なストラテジーと言うかやりかたで、個々の学生がどう思ってるかは無視してるかもしれませんよね・・・。新学期が始まって約一か月もたってしまったし、学生と個人個人話をしていきたいなとも思っています。

sato said...

Messeijiさん、

コメントありがとうございます。あてられることで自信がついたり、アテンションを得ることで自信ややる気にもつながるんですよね、確かに学生の時は私もそうやった気がします。そういうスタイルの学生を見落としてたかもしれません・・・。やっぱり、ふと我に帰ると、「自分」が標準、みたいになりがちな自分に気がつきます。ありがとうございます。