我が大学にはTeaching Resource Centerというのがあり、そこではビデオコンサルテーションというものをしてくれます。なので、私も先日、自分の授業風景をビデオに撮り、TRCの先生と今日会って、私の授業の考察をしました。
とてもポジティブに見てくれる先生で、たくさんいいコメントをもらったのですが、自分で気がついたところは
1 気づかぬうちに同じ学生ばかりあてている、アクティブな学生がメインのクラスになってしまっている
→これはTRCの先生のアイデアですが、毎回学生に数枚カードを配り、その分だけ発話のボランティアをしなくてはいけない、をやってみようかと思っています。おとなしい学生にもボランティアをしてもらえるかなぁ。。。
2 気をつけていたつもりのfluency、実際自分のティーチングの様子を見ていて、学生のFluencyを延ばすような指導ができていない
→簡単なことかもしれないですが、流暢さに欠ける場合、単に「もう一度行ってください」とするだけでなく、理想の、自然のスピードの見本を見せる
3 立ち位置がいつも同じ場所(教室の狭さにも問題はあるものの、死界があることに気づきにくい
→これはまだ考え中です。与えられた教室でどううまく空間を利用していくか。。。
4 意図的にそうしていて、学生も理解していることではあるけれど、基本的な文型ドリルがもっと多くてもいいかも
→状況によりますが、基本的な文型ドリルを学生の自主学習にまかせ、それができていることをクラス参加の前提としていますが、もうちょっと練習を入れてもいいかな、とも思います。
それからTRCの先生から学んだことは、
5 いいところを見つける
→もっともっと学生のいいところを見つけよう〜っと。
未だに自分のティーチングの様子を自分で見るのは(特に第3者が同席している場合)、ものすごく恥ずかしいというか、穴があれば入りたいぐらいなのですが、でも、やっぱり何度しても勉強になりますね。
次回はTRCの先生に直接学生にクラスがどうか、聞いていただく予定ををたてました。怖いのですが、私自身がなかなかうまくいかないと思っているセクションの学生に聞いてもらうことにしました。
学生の皆さん〜、私もがんばるしなぁ。