こないだ、TRC(Teaching Resource Center)の先生に私のクラスの一つでアンケートというかクラスの評価というか、をしてもらいました。通常は学生のクラス評価は学期の最後にしますが、中間にやってもらって改善できるところはしようと思ったので、やってみました。
やってもらったのは、私が担当している4つのセクションの中で普段からやりにくいと思っているクラスで試験などの平均点も一番低いクラスであえてやってもらいました。
案の定?不満?の嵐でした。成績のつけ方が厳しすぎてやる気を失う、出席点のつけ方が一貫していない、ハンドアウトが分かりにくいとか、まだまだあるのですが。。。こちらはもちろん納得してやっている事なのですが、学生にはそうは映っていないようなんです。多分学生とのコミュニケーションに問題あり?でしょうか。自分のティーチングを振り返るととにかく時間を有効に、日本語の練習に使って欲しいと思うあまりそれ以外の事を見落としていたのかもしれません。
それにしてもあえてこのクラスで、と思ってやったものの、やっぱり凹みます。そして、クラスや質をよくしていくためにお願いしたフィードバックですが、私の最初の反応はやっぱり「へこんだ」でした。まだまだ人間できていないです。器がちっさいんですね。。。うーん、この事実にもショック。
今日もクラスで宿題のことについて話をし、それが発展して採点の話になったのですが不満が。。。でも同じ事を他の3つのセクションで聞いてみると、このままでいいと、、、単に面と向かって私に不満が言えないのか、それとも例のクラスに特に不満が多いのか(他の話をしても日本語の学習に対して熱意の感じるコメントがあまりないのです。。。)、もあるのですが、主役になるのは彼ら、彼らの意見を無視という訳にもいきません。
他のクラスでも同じ事をしてもらおうかと思っていたので、同じ質問用紙を使って他のクラスでもやってみようかと思います。同じ意見が他のクラスからも出るのかどんな意見が出るのか分かりませんが、これも私の成長の一歩でもあるし、学生にももっとアクティブに自分の学習について考えて欲しいし、自立した学習者になってもらいたいし、もうちょっと学生の意見を聞いてみます。そんな訳で今はもう落ち込んではいませんが、どうやって例のやりにくいクラスをうまくやって行こうか、と思案中です。
日本語教師のみなさんはやりにくいわーと思うクラスなどありますか。あったらどのように対処されているのでしょう。うまくいかないクラスはなかなかうまくいきません。。。そしてそういう先入観を取り払うのに時間がかかってしまうのです。