Wednesday, December 5, 2007

口頭試験

月曜日から3日間、学期末の口答試験をしました。
学生数は54人で、一人当たり15分ほどとってのインタビューでした。そんな訳で休憩を含め一日約6時間座りっぱなしやったので、足腰にきています。

聞いてみると多くの先生方が1年生レベルでは10分以内のインタビューだそうなのですが、どう頑張ってもやっぱり15分かかってしまいます。今回も15分以内ではできませんでした。みなさんどうやってこなしていらっしゃるのでしょう。

今回は同僚の先生の提案、協力を得て、昨年までよりずいぶん効果的にかつ客観的に評価できたと思います。だいたいの場合は授業でのパフォーマンスとそれほど大差なかったのですが、むちゃくちゃようできた学生も中にはいてびっくりするほどでした。

全体的に出来がいまひとつだったところは

* 形容詞過去形・否定形
* Offerの「~ましょうか」
* 「~ませんか」と「~ましょうか」の使い分け
* 複文

でもみんなよく頑張りました。たった4ヶ月ちょっとでずいぶん成長してくれました。私が学生やったら、きっと、自信なく、あふあふ言ってたことでしょう。それを思うと立派です。おつかれさま~。

3 comments:

yukki said...

ウチの1年生も今日口頭試験を受けました。情報がしっかり決まっている状況(例えば。時計のカードがあって、時計を買うという設定)とそうでない状況(例えば、パーティーで初めて会った人と会話する)でそれぞれペアで会話をするというものでした。みんな3~4分程度の会話をしっかりこなしていて、感動しました。しいて言えば、もうちょっとディスコースを考えてほしかったなあということです。パーティーでいきなり「日本料理が好きですか」とか聞かないですよね...。

sato said...

Yukkiさん、

お疲れ様でした~。Yukkiさんのクラスの口頭試験は、学生二人でやったんですか。学生は試験の前に誰とペアを組んでやるか、とか内容とか、予め知らせてあるのですか(少しこないだそちらのSatoさんにも伺いましたが・・・)。相手が誰かによって(相手のレベル?)出来具合とか、変わったりとかしてしまうこともありますか?

yukki said...

誰とやるかは学生に決めさせ、こちらは事前にこれが出るというのを教えました。試験で出たのは、一字一句渡したプリントと同じものです。違うのは時計の絵カードに色を塗ったぐらいで。

口頭試験の結果が成績に占める割合が低い(全体の成績の1%)なので、学生にあまり負担をかけたくなかったですし、それにここまで付き合ってきて実力は試験しなくても十分わかっているというか...。だったら試験せんでもええやんって感じなんですけど。

予めパートナーが決まっていましたし、授業中に練習する時間を与えたので、助け合って課題をこなしていましたよ。私としては、いつも同じレベルの人と話すほうが非現実的だと思うので、どんな人とでも会話ができるようになってほしいです。でもまあ、試験ですからね...。やっぱり考えますね。