Monday, April 30, 2007

ブログのかんそうやいけん

日本語のクラスの学生にブログについてのいけんやかんそうを書いてもらいました。クラスのブログのページはこちらです
私もまだみんな読んでいませんが、ブログが好きな学生とそうじゃない学生と2つのタイプに別れていると思いました。人にはとくいなこと、にが手なこと、好きなこと、きらいなことがあるので、「ブログを好きになってください」とは言うつもりはありませんが、今学き、ブログをして日本語を話すじしんやたのしみを学生が見つけているとうれしいです。

7 comments:

Anonymous said...

sato先生の学生の感想を読みました。時間がかかるというのが大きな問題のようですね。難しい問題です。私は個人的に「宿題」として強制するのはあまり好みません。スケジュールにはブログにポストするようにと書いていますが,書きたくないなら書かなければいいと思っています。現実の世界でだった,話したくない時は話さないだろうし。

学生に「何か伝えたい」と思ってほしい。そのためには他者からコメントをもらうのが一番でしょうが,それも難しいですね。今後,「コメントをもらうためにはどうしたらいいか」ということを考えなければならないと思います(コロンビア大学の学生がコメントを返してくれなかったから悲しかったと書いていた学生がいましたが,なんか申し訳ない気持ちです)。

試行錯誤しながら,今後もお互いに交流を深めていけたらいいと思います。よろしくお願いします!

satoza said...

私も回を重ねるごとに強制をしないようになっています。ただ,書こうと思っていても忘れてしまうという学生がいるので,スケジュール表にはブログを書く目安は入れるようにしています。これも学生からのコメントを基に取り入れたことですが,,

これからもよろしくお願いしますね。私は来学期もまたまた一年生です。

Sato said...

ふかいさん、Satozaさん、コメントありがとうございます。

確かに時間がかかるのはあると思います。ただでさえ課題が膨大になる中、よく学生たちはやっていると思います。時間そのものというより、書きたいと思うことがないとか同じ事を毎回書いてもおもしろくないとか、そんなことの方が理由なのかなと思ったりします。もちろんそれは学生がそう思い込んでいるだけで、毎日の生活の中には振り返ってみると毎日ちょっとづつちがう事があるわけですから、そういうところに気が付いて欲しいと思ったりもします。

中には自分の一週間を振り返るのにいい機会になった、と思ってくれた学生もいました。それには私も同感で、学期中の忙しい中、時折立ち止まったり、振り返ったりするのもとても大事なことだと思います。
彼は金曜日の午後にブログを書く時間、と決めていたそうです。書く時間を決めて書く、というのも賛否両論かもしれませんが、少なくともタイムマネージメントと言う面では「時間がかかりすぎる」という問題の解決に多少はつながるかもしれません。

ふかいさん、Satozaさんの学生さんからは時間的な問題で似たようなコメントがあったことがありますか。

それから、これは質問なんですが、強制しないことによってポストの頻度や量、成績やプロジェクトそのものに大きい問題が出たり、なんてことはなかったですか。

Anonymous said...

私もブログをするようになって,自分の生活を振り返るようになりました。あまりにも何もしていなくて恐ろしくなることも多々ありますが,ネタを探すために自分の生活を意識するクセがついたというのはいいことだと思っています。

さて,ご質問の件ですが,私の先学期の学生もブログを書くのに時間がかかると言っていました(今学期の学生のフィードバックは成績提出前のため,まだ見ていません)。

ポストの頻度についてですが,バラバラです。一応2週間に1度という設定にしてスケジュールに載せ,促していますが,無視する学生は無視します。成績に関しては,1年生にはブログは含めず,2年生は学生の自己相互評価を採用しています。別に頻度が低いから成績が悪くなる...ということはないですね。今後どうやって評価すればいいのか,評価するべきなのかどうかという点についても考えていきたいと思っています。ちなみにsatoさんはどのようになさっているんでしょうか。

sato said...

ふかいさん、
私の方は週一回ポストすることをRequirementにしたのですが、アップデートしていない学生もたくさんいるし、一気にいくつかする学生もいるし、です。
私も評価に関しては今も実は決めかねているところもあります。学生に相互評価もしてもらいましたが(まだ見ていないのですが・・・)、週一回書く事を課題としたので、成績の大半の部分をそれに基づこうかと思っています。これがベストかどうか、どうやって行くのがいいのかは、やはり今後の課題になっていきそうです。

satoza said...

評価の問題は重要ですね。学生に取っては今後の進路にも影響してきますし,,私はブログは成績には入れていません。ただ,いつも学生にどうして日本語を勉強しているのか,それから,ブログで取り上げたトピックに関してクラスで取り上げたり,個人的に声かけをするようにしています。教師からのコメントは最初はマメにしますが,徐々にクラスメートからやTAさんに委ね,ゆくゆくは自分で取ってきてもらえればというのがいいと思っています。いつかゆっくり同じような関心を持っている人でブログ活動の行方,それから,評価について泊まり込みで話せるといいですね〜。

sato said...

satozaさん、
確かに、日本語を勉強する目的がしっかりしている学生、日本語が好きな学生、日本語でコミュニケーションをするのが好きな学生はどんどん自分で書いていきますし、それが義務や課題だとあまり思っていないと思うのですが、こちらの課題となるのが、そういう学生ばかりでないことや、実際課題の量が半端じゃないとどうしてもやらなくちゃいけない事じゃないとやらないと言う傾向に向きがちですよね・・・ここの学生も例外でなく、特に1年生のレベルですとその辺の目的意識や自己管理など上級生に比べるとなかなかこちらの期待通りには難しいですね。でもその辺の声かけ、意識付けももっとこちらも意識していかないといけないですね。もっとも、考えてみれば、私の大学生時代なんて全くひどいもので、ここの大学生の方が何倍もしっかりしてると思います・・・